夢か 現か 幻か。。
1カ月限りの絵本とかき氷屋さん「ありがた屋」も
残すところ半分となりました。
朝、たんぽぽに向かう道中は
なぜだかいつも淋しい気持ちになってしまい
泣きながら向かうのですが、
たんぽぽに着くと
直加ちゃんや直加ちゃんファミリーがいつもと変わらず
おはよう!と迎えてくれて、
じんわり幸せな気持ちになります。
毎回、毎回、新しい発見と素敵な出会いがあって
なんだか物語の中にいるようです。
ひととおり準備を終えると、
たけちゃんの丘、保久良古墳の建皇子と
太古の神様、御神木や山の神様にご挨拶をして、
のんびりとはじまる「ありがた屋」。
その頃にはすでに暑さでくらくらになっているので
まずは1杯!
直加ちゃんとかき氷を食べて、
「やっぱり美味しいね!」と毎回おなじ話をします。
誰よりもありがた屋のかき氷が好きで
誰よりもこの夏かき氷を食べてるわたしたち。
かき氷って、
実は好きでも嫌いでもない存在だったのだけど
暑い中、汗をかきながら食べる
手作りシロップのかき氷は、
本当にカラダの芯から
じわじわーじわじわーと身にしみわたっていって
元気にしてくれます。
かき氷って、本来こうゆう食べ物なんだ!と
すっかり大好きになりました。
若い時に読んだ、
よしもとばななさんの「海のふた」という本の主人公が
かき氷屋さんをしていて、
あぁこんな風なお店してみたいなぁって思ったのを
思い出しました。
海辺ではなく、山の中で
わたしたちは今まさに、
そんなお店をしていて
元気をもらって
その頃想像もしてなかった今を過ごしていて
人生って不思議だな、と思うのです。
旦那さんと知り合ったばかりの頃、
沖縄のどこかの小さなフードコートで
1つのかき氷を棒倒しみたいに
崩さないように二人で食べて、
なんでもない事なんだけど、すごく楽しいなぁと思って
なんでもない事を一緒に楽しめるって嬉しいなぁと
とても小さな出来事なんだけれど
とても印象に残っていた事を思い出しました。
好きでも嫌いでもなかったかき氷は、
なんだか縁深い、今では大好きなかき氷に。
ありがた屋は残すところ、あと半分。
太陽をたくさん浴びて、汗をたくさんかいて、
元気になるかき氷を
1杯1杯、心をこめて作ります。
ぜひ遊びに来てください!
いつも元気をたくさんくれる、
ちいさい大好きなお友達
看板娘のはるちゃん。
絵本とかき氷屋さん「ありがた屋」
@たんぽぽ
奈良県吉野郡大淀町今木152
駐車場あり。
✴︎残りの営業日:8月17日、18日、24日、25日、31日、9月1日✴︎
一番人気!沖縄ぜんざい風氷 (600円)
大淀町名産の番茶シロップを効かせているのが
ありがた屋オリジナル。
吉野と沖縄の美味しい出会い。
ブルーベリー氷(700円)
明日香の無農薬ブルーベリーを手摘みしに行って、
丁寧にシロップを作っています。
絵本や物語のある素敵な品々も販売しています。
嬉しすぎる常連さん用に、
急遽手作りスタンプカードを制作。
7日の営業期間中、4日来てくれた!
ありがたいです。嬉しいです。