2016/10/16

わたね市をふりかえる。


沖縄に住んでいたころに参加していた
『きとね市』という青空マーケット。

"「木と根」はそもそもひとつの「木」ですが、
いつも私達にはは地上に現れている所しか見えていません。
でも根っこのところも感じてみれば、
もっと違った世界が現れてくると思うのです"

と、ミツさん&ダイキさん夫婦がはじめた市。

ロックなご夫婦。ミツさん(左)とダイキさん(右)
















私はこのマーケットの雰囲気が大好きで大好きで
毎回参加するのをすごく楽しみにしていました。


7年前地元に帰った時に、きとね市のことが忘れられず
きとね市ような手作りで、あったかくて、みんなが笑顔の市が
あったらいいな〜と思っていました。

はじめは、
こんな人が来たらいいな、
こんな企画面白いかも、
この人に声をかけてみよう、と
ノートに向かってひとり空想して楽しむ日々。

その空想が、実際に動き出したきっかけがなんだったのか
今となっては思い出せませんが(笑

親友の奈美ちゃんに声をかけ、
当時出会ったばかりのもんちゃんとたけちゃんをナンパして
(多分、会って二度目くらい!)
半ば強引に巻き込んで(笑
イベントなんてやったことのない4人で
わたね市がはじまりました。


やりたいイメージはあるものの、
10年地元を離れていたわたしには
ものづくりをしている友人なんて
そうたくさん知りません。

でも幸運なことに、中学、高校の同級生で
ものづくりをしていた友人がいたので、その数名に声をかけ、
当時地元で活動していた奈美ちゃん、たけちゃんの友人を中心に
わたね市、第1回を迎えました。


そんなわたね市も
10月10日☆無事、第10回を迎えることができました。














順延率なんと50%!!
完全に雨女の疑いをかけられていますが、
(絶対違うと思ってるけど)
5年間一度も中止にならずに開催できたこが、

逆に奇跡!(笑


晴れ予報だった10日は、出掛けに雨がパラパラ。。。
途中も怪しい雲が。。 そしてまたパラパラ。。。
でも途中青空が広がったり、
盆踊りをみんなで踊っている時には太陽が美しく差し込んで

















とてもころころと変わる、
でもなんとなく優しい感じのいちにちで
今までのわたね市がぎゅっとつまったようなお天気でした。


「どんな天気も楽しんで〜 物語がきっとあるはずよお」
そう言ってくれたミツさんの言葉が
しっくりきたいちにち。



こんな小さな思いが、形になって、
10回も続いたのはなぜだろう?
と考えていて、今はっきり思うのは、

こんなゆるーい主催者たちに付き合ってくれる
演者さん、出店者さん、お客さん、みーんなのあたたかい気持ち。
何もかもが手探りで、色々とうまく回らないことも
多々あるわたね市ですが、
いつもみんなの思いやりと優しさに支えられ
開催することができています。

そしてそんなゆるゆるの市を、
楽しみに待っていてくれる人たちの笑顔!
毎回もんちゃんを探せを楽しみに参加してくれる子供達。
楽しみにしてもらえるって、すごく嬉しい。



そして、こんなど素人に快く場を提供してくれる
SYOKUYABO さんに、原田さんの器の大きさ。


好き勝手を許してくれる家族の協力。


遠くからはるばる応援に来てくれるお友人や出店者さん。


快く店番してくれる友人たち。


出店してもしなくても、地味な事務仕事を手伝ってくれる友人や、


お客さんなのにいつもフライヤー折々を手伝ってくれる友人親子。


たーーーーくさんの人の、たーーーーくさんの思いやりと愛を
わたね市によせてもらって、
今があるのだなと確信しています。

ありがたいなぁ。ほんとうに。涙




そして仲間の存在は大きい!

「続ける」って部分だけ見ても、みんなが一緒じゃなかったら
きっとそれはすごく難しくて
みんながいるから、繋げていける。

いつも100%の力を出せなくても
頑張れる人が頑張ればいいし
頑張れない時は任せればいい。

楽しいと思えばやればいいし、
そうでない時は休めばいい。

もしひとりだったら、
気持ちが切れたらそれで終わり、だけど
みんながいるから

いろんな心の波も、ありのまま受け入れ過ごすことができる。

誰かが支えてくれる安心感があるから、とても心強い。



繊細で優しくて。
細やかさと男らしさが同居する、たけちゃん。





















見えないところで、いつも気を配ってフォローをしてくれる、
盛り上げ隊長もんちゃん。





















心強い助っ人登場!
安定の接客と的確な意見。安心感抜群のとしみつ氏。














準スタッフ、だよね?
なんだかんだ言いっても、手伝ってくれるんです。
誠実でやさしい男、minaken。





















細かい事務仕事を一手に引き受け
何かあっても、いつも隣にいて「大丈夫!
と言ってくれる奈美ちゃん。




















本当に本当に いつもありがとう。

本当に、仲間の存在は大きいです。
みんな大好き。

(勝手に写真つきで紹介してごめんなさい。読んでる人少ないから許してね)


飽きっぽくて、てきとーで 続けることが一番苦手な私なので
(そのうえ時間にルーズで酒癖が悪い!とみんなは言う。。)
大きな大きな器を持った仲間たちがいなかったら 
あんなに素敵な時間はなかったんだな。
きっと2回目さえなかったはず!


あぁ本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。

思いつきばかりでツメの甘いわたしですが、
心強い仲間がいるから大丈夫!
きっと、11回目もあるでしょう。
みなさまどうぞ楽しみにしていてください☆























なぜか、フォーーーー!!



〈おまけ。わたね市の名前の由来〉

わたね市を始める時、きとね市をリスペクトした私は
私たちがやるのは、木よりももっともっと小さなところ。
まだ生まれる前の種だよな〜 で、たねになりました。

なのではじめは「たね市」にしようとしたのですが
センスのいいお友達のえりこが、
「わ」をつけたらどう?と提案してくれて、
わたね市になったわけです。

輪っかの『わ』、わたしの『わ』、和の『わ』
いろんな願いと想いがこもった『わ・たね市』。

たね市にしなくて本当によかった!
きっと誰もが種を売る市だと思ったことでしょう。
えりこ!!ありがとう〜〜〜!!

わたね、輪っかの種!
今後ともどうぞよろしくお願い致します!

0 件のコメント:

コメントを投稿