2017/03/28

二人展、無事終了しました。


気持ちの良い春の陽射しの中はじまった二人展。
最終日は雨でのんびりとした時間の中、無事幕を閉じました。
賑わった時間も、のんびりとした時間もまたよかったです。


















三縄くんが心と時間をかけて作ってくれた
手作り布封筒のおかげで
たくさんの方に足を運んでいただき、いつもの顔、
久しぶりの顔、はじめましての顔にたくさん会えました。
ありがとうございます。



今回三縄くんの作品に触れ
時間をかけること、心を込めること、
丁寧に思いを込めることの素晴らしさを改めて感じ
それは感動というよりもなぜかとてもショッキングで
わたしの胸をグサグサッと刺すのでした。

自分が大切にしたいのに、できていない現実を
ずしーーーんとつかれ

もう何もつくりたくなーーい!
(というか、つくるべきではなーーーい!)
と思ったのです。



そんな気持ちで数日過ごし、



少し落ち着いて、



なんで、展示しようと思ったのだろう。
と改めて振り返った時

そのきっかけはなんとなくで

お話をいただいて、なんとなく心が動いたから。
なんとなくワクワクしたから。
なんですが、

でもなんだかそれだけでもう充分な気もしたのです。


何かを伝えて何かを変えたいわけでもなく
評価して認めてもらいたいわけでもなく

多分、わたしは
今自分が立っている場所を確認したいがための
展示だったように思います。

わたね市もしかり

わたし、この方向を見ていていいのかな?
大切にしているのは何かな?
大切にしたいものは何かな?

その確認のためのツールが
わたしにはたまたま絵だったり、
わたね市だったりするのだと思います。


仲間がいないと続かないし、
締め切りがないと動かないし、
目的がないと描かない

きっと今後も、
余裕があっても結局は最後の一週間くらいで
ダダダッと進めるようなやり方でやるんだろう

その度に、彼のような深さに嫉妬や憧れを持つのでしょうが

絵を描くことも、ものを作ることも楽しい。
もう、ただそれだけでいいではないか!
と、結局はそこに落ち着いて

やっぱりまた何かを描いたり作ったり
するのだろうと思います。



今回改めて実感した大切にしたい気持ちは、
身近な誰かや、毎日の生活にしっかり向けて
過ごしたいと心に誓った新月の今日です。


遊びに来てくれたみなさま、
心を寄せていただいたみなさま
みなさんの貴重なお時間を
私たちの展示のために使っていただき
本当に心から感謝しています。
ありがとうございました!



あ、実は5月、巡回展のお話をいただいています。



















わたしのことを、グサグサにした三縄氏の作品。

刺繍模写「松本竣介 立てる像」
2017年(平成29年)刺繍・カンヴァス

ぜひ実物をみてほしいです。


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